ダーツ初心者の方に向けてダーツの投げ方を書きたいと思います。
いきなりですが、ダーツの投げ方は人によって違いあるので実は「これが正解」という投げ方はありません。
まずは上手い人の真似をして投げてみてください。
たくさん投げていると徐々に自分に合っている投げ方が見つかるはずです。
今回は真似する対象として、何度も世界一に輝いているダーツプレイヤー、フィル・テイラー(Phil Taylor)の投げ方をまとめて見たいと思います。
まず、ダーツは投げるまでの動作として大まかに3つの動作があります。
- スタンス
- グリップ
- スローイング
1.スタンス
スタンスとは、要するに立ち方の姿勢です。
スタンスがしっかりしていなくて体がブレていると、せっかくフォームが綺麗でもターゲットに当たらなくなってしまうのでブレないスタンスを心がけましょう。
フィル・テイラーは「クローズドスタンス」の姿勢をとっています。
言葉より画像のほうがわかりやすいので画像で確認しましょう。
正面から
横から
まず、ダーツボードに対してほぼ平行に立ち(ちょっとだけかかとが後ろ気味)
足を肩幅くらいに開きます、そして重心を8:2くらいでバランスを保ちましょう。
フィル・テイラーは直線をとても意識しているので(的と自分の最短距離は直線だから)基本的に狙うターゲットが正面に来るように立ちます。
ブルを狙う場合は真ん中、11のダブルを狙うときはちょっと左にずれるなど、ターゲットと体が直線になるよう意識をして立ってみましょう。
これがフィル・テイラーのスタンスです!
2.グリップ
次にグリップです
グリップは持ち方のことです
グリップも画像で見ていきましょう。
正面から
斜めから
横から
まずダーツの重心になっている部分を親指と人差し指で持ちます。
ちょうど鉛筆を持つような形ですね。
そこに中指をバレルに添えるとフィル・テイラーのグリップの完成です!
かなりシンプルな持ち方ですね。
ちなみにダーツの先はターゲットに向けて構えます。
3.スローイング
最後に、スローイングです
スローイングは投げる動作のことを指します。
スローイングの中にもテイクバック(矢を後ろに引く動作)やリリース(矢を離す動作)など細かい動作がありますが、
最初は体をブラさないことと、まっすぐ投げることを意識しましょう。
ただ、テイクバックはなるべく短いほうが矢がブレずらくなるので出来ればテイクバックは短くする意識があるといいかもしれません。
正面から
横から
意識したほうがいいこと
いかがでしたか?これが何度も世界一に輝いているフィル・テイラーの投げ方です。
個人的主観も入ってしまうかもしれませんが、フィル・テイラーの投げ方は他のプレイヤーに比べてとてもシンプルで美しい投げ方をしています。
最後に、フィル・テイラーが言っている大事な考え方を書きたいと思います。
- ダーツはスタンスから。ターゲットと直線になるように立つ
- 構えるときは常に意識をターゲットに向けて、瞬きもせずに集中する
- スローイングのときもターゲットから視線をずらさない。テイクバックはなるべく短いほうがいい
- ダーツの回転や、左手の位置などは気にしない。投げていれば全て自然に出来てくる。
- 練習のときも世界大会の時と同じくらい集中する
とくかく最初は投げて慣れるところからですね!
最初はダーツの投げ方に慣れるまで大変だと思いますが、頑張って楽しく練習しましょう!